くらしの選び方

宅配便のサイズ一覧|ヤマト・ゆうパック・佐川の重量と測り方

宅配便のサイズは、梱包後の縦・横・高さの合計で確認します。ヤマト・ゆうパック・佐川のサイズ区分と重量上限、長い荷物の注意点、宅急便コンパクトなど専用箱の違いを公式資料と計算例で比べます。

内容の確認日:2026-11-04

画像はイメージです

宅配便のサイズは3辺の合計。重さの区分は会社で違う

宅配便の「60サイズ」「80サイズ」は、梱包した荷物の縦・横・高さを足した長さの区分です。ただし、同じ大きさの箱でも重さによって区分が上がることがあります。ヤマトの宅急便と佐川の飛脚宅配便は大きさと重さの両方を確認し、ゆうパックは25kg以内なら大きさの区分で扱います。

以下の表は、国内で通常の箱1個を常温で送る場合の区分です。各社の公式条件は2026年11月4日に確認しました。冷蔵・冷凍、複数個口、ゴルフバッグなどは別の取扱条件があります。ここでは箱の外寸と重さから区分を選び、そのあとに発送元・届け先をそろえて送料を調べます。

箱を閉じたあとに、外側の3辺と全体の重さを測る

まず荷物と緩衝材を入れ、発送する状態で箱を閉じます。その外側の縦・横・高さをセンチメートルで測り、3つを足します。箱の商品名や中に入る物の寸法ではなく、梱包後に実際に運ばれる大きさを使うのが比較の出発点です。箱が膨らんでいる場合も、購入前に見た寸法のまま計算しないようにします。

たとえば外側が30cm・20cm・10cmなら、合計は60cmです。重さは中身だけでなく、箱や緩衝材を含めて量ります。合計60cmは60サイズの範囲内で、60.1cmなら次の80サイズに当たります。重さも同様に、上限と同じ値はその区分に含まれます。ふくらんだ部分や、箱の外側へ出た部分も含めて測り、受付での実測値に合わせて区分を決めます。

60〜200サイズと重量上限を一覧で比べる

国内・常温の通常便のサイズ区分。数値はその区分で扱う重量上限
3辺合計の上限ヤマト 宅急便日本郵便 ゆうパック佐川 飛脚宅配便
60cm2kg25kg2kg
80cm5kg25kg5kg
100cm10kg25kg10kg
120cm15kg25kg区分なし。140サイズへ
140cm20kg25kg20kg
160cm25kg25kg30kg
170cm区分なし。180サイズへ25kg通常便の範囲外
180cm30kg通常便の範囲外通常便の範囲外
200cm30kg通常便の範囲外通常便の範囲外

表は各社の通常便を横に並べたものです。「区分なし」は送れないという意味ではなく、その会社の次の区分を確認するという意味です。とくに佐川には120サイズがないため、3辺合計が100cmを超え140cm以下なら、重さも条件に収まる場合に140サイズを使います。ゆうパックの170サイズを、ヤマトにもそのまま当てはめることはできません。

同じ箱でも区分が変わる4つの計算例

説明用に設定した箱の寸法。すべて外寸・梱包後重量で計算
箱の3辺・重さヤマトゆうパック佐川
30+20+10=60cm、3kg80サイズ60サイズ80サイズ
50+40+30=120cm、8kg120サイズ120サイズ140サイズ
50+30+20=100cm、12kg120サイズ100サイズ140サイズ
70+50+40=160cm、26kg180サイズ重量ゆうパック160サイズ160サイズ

1行目は箱の大きさだけなら60サイズですが、3kgはヤマトと佐川の60サイズの上限2kgを超えるため80サイズになります。3行目の100cm・12kgも同じ考え方です。ヤマトでは15kgまでの120サイズ、佐川では20kgまでの140サイズを確認します。小さい箱でも重い本などを入れた場合には、大きさだけで見積もると結果が変わります。

4行目の26kgは、日本郵便では通常のゆうパックの上限を超えます。3辺合計170cm以内で25kgを超え30kg以下なら、別サービスの重量ゆうパックの対象です。差出場所は郵便局の窓口で、コンビニなどのゆうパック取扱所では受け付けていません。25kgちょうどなら通常のゆうパック、30kgちょうどなら重量ゆうパックの重量条件に収まります。

大きい荷物は、3辺合計だけでなく1辺の長さにも注意

ヤマトの宅急便は3辺合計200cm以内・30kg以内に加え、1辺の長さが170cmまでという条件があります。上下逆さまにできないなど輸送状態に定めがある荷物は、1辺が100cmまでです。たとえば171cm・10cm・10cmなら合計は191cmですが、1辺の条件を超えるため通常の宅急便の区分に収めることはできません。

ゆうパックと重量ゆうパックは3辺合計170cmまで、佐川の通常の飛脚宅配便は160cmまでです。佐川は通常便を超える荷物に飛脚ラージサイズ宅配便を案内しています。長い物は先に最長辺を測っておくと、通常のサイズ表に進めるかを整理できます。長尺物や家具、特殊な荷姿には専用の取扱条件があり、一般の直方体の箱とは分けて扱われます。

宅急便コンパクトとゆうパケットプラスは専用箱の別サービス

通常便のサイズ表と分けて確認する専用箱サービス
サービス箱の寸法重さ・利用条件
宅急便コンパクト 箱型外寸20×25×5cm/内寸19.3×24.7×4.7cm専用BOXが必要。重さの規定なし。ふたが閉まるなど梱包条件あり
宅急便コンパクト 薄型外寸24.8×34cm/内寸24×33.2cm専用資材が必要。箱型と同じ厚さの物が入るという意味ではない
ゆうパケットプラス専用箱の外寸24×17×7cm2kg以下。対応アプリ・サイトの取引に限る。専用箱必須

宅急便コンパクトは、同じ寸法の市販箱で代用できません。専用資材を再利用したものや、ふたが閉まらないなどの状態ではコンパクトとして扱われません。また、外寸は箱全体の大きさで、内寸は収納部分の寸法です。外寸20×25×5cmの品物が、そのまま箱型の専用BOXに入るという意味ではありません。

ゆうパケットプラスは、対応するアプリ・サイトの取引で専用箱を使って発送するサービスです。専用箱の外寸は24×17×7cm、重さは2kg以下で、箱を加工・変形させずに梱包します。宅急便コンパクトの内寸と、ゆうパケットプラスの外寸は、表の数値が指す位置も異なります。

送料を比べるときは発送元・届け先とサービスをそろえる

サイズ区分が決まったら、各社の公式料金案内で発送元と届け先を指定します。持ち込みの有無、会員割引、契約、専用資材代などが違う状態で金額だけを並べると、同じ条件の比較になりません。この記事の表で区分を整理してから、自分が実際に使える発送方法で料金を確認すると、何が違うのかを追いやすくなります。

たとえば同じ60サイズでも、発送元・届け先の組み合わせや、営業所・郵便局へ持ち込むかどうかで運賃が変わります。専用箱サービスは箱の購入費も足して比べます。通常の箱、専用箱、冷蔵・冷凍では使う料金表が分かれるため、サービス名をそろえておくと、必要な運賃欄を選びやすくなります。

発送前にそろえる4つの情報

  1. 梱包を終えた箱の外側の縦・横・高さ
  2. 箱と緩衝材を含む全体の重さ
  3. 中身と、上下を逆さまにできないなどの取扱条件
  4. 発送元・届け先と、利用するサービス・受付場所

寸法を測る前に箱を選ぶなら、中身が入る内寸と発送時に使う外寸を分けて見ておきます。緩衝材を入れる余裕を内側に取り、ふたを閉じた外側でサイズを計算する順番です。薄い書類など封筒で送るものは、郵便の寸法・厚さ・重量区分も選択肢になります。箱と封筒のどちらに入れるかで、参照する規格表を分けると整理しやすくなります。

封筒の寸法と郵便料金の条件を確認する →

参考資料

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